代表からのご挨拶

希望はまかぜ代表東北の震災で、今までに例を見ない位の多くの方が亡くなり、甚大な被害となりました、5年の歳月が経過し、記憶から薄れだし被災地以外の方は、復興は、進んでいると思っている方が多いと思いますが、あまり進展が見られ無いのが現状です。代表である私は現在札幌在住ですが、出身は震災の被災地岩手の沿岸に在る宮古の「鍬が埼」という町です。震災で知人、同級生の親御さん、顧問の先生が亡くなり、震災後2週間経過した後に親友のお母さんが亡くなりました。

被災地画像3年経過して少し落ち着いた頃突然亡くなる方が増える傾向があると前回の震災のデータがある様ですが、私の周りでも同級生、友達の親、後輩が、次々と突然亡くなったため帰省している時に遺体安置場に行きましたが、うっすらと無精髭が生えていて生きてる様で….あれから何年も経過しているのにと悲しさと悔しさがありました。
そういった経験や被災された方々とお話しをしていくうちに「今の自分に何か出来る事はないか?」との思いが時間の経過と共にどんどん大きくなっていき、希望はまかぜの設立に至りました。準備万全でと言う訳にはいかず0からのスタートです。

北海道のNPOといえば旭川のNPOの問題があり、残念ながら一般的には悪いイメージを持たれている方が多いかと思います。そういった悪いイメージは簡単には無くせるものではありませんが、小さいことから自分たちに出来ることをコツコツと継続してしていかなければと思っております。

東北は戦後の日本と一緒で何もかもなくなってしまいましたが、これから復興していく過程の中で私達のリサイクル事業の寄付・飲食事業を通して私達だけではなく、私達の主旨に賛同して頂ける方々と共にこれからの被災地復興のお手伝い、また東北と架け橋になる事が出来れば幸いです。

2016年2月1日 特定非営利活動法人 希望はまかぜ
設立代表者 阿部信博

代表者経歴

  • 昭和35年4月 岩手県宮古市山根町(鍬ヶ崎地区鉄砲沢)生まれ
  • 昭和48年3月 岩手県宮古市立鍬ヶ崎小学校卒業
  • 昭和51年3月 岩手県宮古市立第二中学校卒業
  • 昭和54年3月 岩手県立宮古工業高等学校 電気科卒業
  • 昭和58年3月 八戸工業大学 土木科卒業
  • 昭和58年4月 ショーボンド建設株式会社入社
  • 平成2年12月 退社
  • 平成3年1月 ビー、アイ、エフ創業
  • 平成3年4月 ビー、アイ、エフ株式会社設立
  • 平成28年6月 特定非営利活動法人 希望はまかぜ設立

資格・免許

教員免許(中学・高校)、一級土木施工管理技士、測量士補、石油暖房機器、ガス器具、二級電気工事士

これらの資格を活動に活かす事が出来ればと考えております。